∂心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ ブルックス・パーマー

∂心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ


∂心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへKindle版
ブルックス・パーマー  (著)  形式: Kindle版

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とにかく「ガラクタ」という文字の連発。そのせいか、自分の部屋のものまで全部ガラクタに見えてきました・・・
いけないいけない・・・

∂さて、アメリカ人著者の本は、この本以外に「より少ない生き方」という本も同時に読みましたが、そちらの文章がくどくて長いせいか、こちらの本はスッキリポイントだけ(著者がガラクタ処分を手伝った人達の事例とともに)簡潔に書いてあるように感ずる。

いろいろなミニマリズムの本が出ていますが、結構「”自分にとって”本当に大切なものだけ残す」という趣旨が一般的だと思います。こちらは著者がストレートに「ガラクタ」呼ばわりしてくれるせいか?!、他のミニマリズムの本を読んだけれど、それでもどうしてもどうしても捨てられないー!という感じでモノに執着してしまう人にお勧め。(勿論、服「だけ」はどうしても捨てられない、など特定のものに限って捨てられない場合も同様。)
(それでも捨てられなくても定期的にこの本をリマインダーとして読めば、少なくとも更にモノは増えないはず?!)Lynワールドへ
他のミニマリストさん達のように優しく書いておらず、
バシバシ言ってくれます。例えば面白かったのは、割り切れずに残しておいたような「ガラクタ」についても「ガラクタがガラクタを引き寄せる」ので、ガラクタかどうかは厳しく判断して処分しよう!という感じ。
確かに・・・。 
(実際、ガラクタがガラクタを引き寄せるの意味は、中途半端に「これくらいなら、まだとっておこう」ととっておくと、買い物をするときも自分の中の「これくらいなら」の物が結果として増えてしまう可能性大、、、また、「これくらいなら」の範囲にはっきりした境界線がない場合「これくらいなら」の範囲が微妙に広がって物が増えていく可能性大。べつのレビューで「ガラクタがガラクタを引き寄せる」を引き寄せやスピリチュアルと言ってる人がいたんで、、、べつに引き寄せでもスピリチュアルでもなく、上記書いた意味での比喩表現なだけなので、あえて説明してみました。)
この本のおかげ?!で、(私の)保育園の卒園証書、(もう見ることはないし、私の子供、またその先の孫が見るであろうか、と考えても、それはないだろう、、、と思ったら、もう不要なもの)、中学校の時の卒業アルバム(いい思い出がなかったので、アルバムを見る度当時を思い出しても「今が幸せ」な気分にならないため)、可愛い!と思って買った置物(今見ても可愛い!と思うのが、それを買った時の売る側の態度がものすごく悪かったので、その置物を見て思い出してちょっと気分悪くなってしまうため。>手にした当時は「可愛いLynワールドへ」だけにスポットを当てているので、売る側の態度のことはすっかり忘れてしまっているが、年月が経つと意外に可愛い!可愛くない!などよりも「それを手にした時あーだったなー、こういうことあったなー」という思い出?!(良い意味、悪い意味どちらも含め)のほうが強く思いだされてしまうためかも。私だけではないはず・・・。なおかつ、可愛いのは可愛いけど、今の自分だったら買わないだろうな=つまり、不要なもの。ちなみに、これをこんまりさんベース(←こちらは片付けの本です。)で決めると、とっておくことになってしまう。)など、スッキリ捨てられました。
もともと私の母親は昔からたくさん買いものをする人だったのですが買うけど捨てない人だったので、いわゆる「ガラクタ」だらけ・・・。2階の1室をまるまる物置にしてるので、自分のベッドルームにしようと思い掃除しようとしたら、これもあれもそれも買ったはいいが全く使わず放置してからどれくらいになるのかホコリまみれ。結局私が捨てるハメに。それを考えたら、私が使わないものをとっておいても、自分の子供がただ単に処分するハメになるだけだなーと、この本を読んで思ったので上記書いたいろいろも未練なく捨てることができたのでした。
「今」快適な空間、そしてごちゃごちゃしたものを捨てることにより頭の中もスッキリして今やるべきことに集中しやすい環境、それにより作っていく幸せな未来のほうが大事ですもんね。
思えば海外に住んでいた時、学生だったり、一人暮らしだったり、いろいろありますが、いずれその場を離れるのが前提なのでモノもそこそこしか増えず(その時好きだった曲のCDとかその時着る服とか買うレベル)物に執着していたわけではなかったので、その時やっていた勉強や仕事など実生活を心底Enjoyしていたなーと思いました。
ちなみに本はどうしても減らせなかったのですが、それでもこの本を読んだおかげで大分減りました。
ただ料理本とエクササイズ本だけはもう諦めてるので、とっておきますが・・・。(他のレビューにも書いたのですが、レシピ本は見てて楽しいのと、どれを作ろうか迷うのも結構楽しいので。エクササイズ本も、気分でいろいろ選んでやるのが楽しいので。本に限ってはこんまりさんベースで、ときめくものをとっておいてます。)
私だけでなく、他の方もいろんな片づけ本を読んで真似しては失敗し、また別のミニマリストや断捨離の本を読んではその通り試してみたり、という経験もあるかもしれませんが、皆それぞれ何を捨てるべきで、何をとっておくべきか、が違うので、
上記書いた「より少ない生き方、、、」の本にもありますが、とにかく時間をかけて「自分にとって物が多すぎず少なすぎず=丁度適した量での」ミニマルライフを見つけていくしかないので、もし色んな本を読んでモヤモヤしてる方がいたら、この本も是非お勧めします。
(ただ、、、当然ながら、この世に1つしかないものは捨てた後に後悔してもまた買い戻すということはできないので>私の保育園の卒園証書のように。<自分がどうしたいか「確実」になった時に処分しましょう、、、。)



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